明治34年創業。五城目町大川にあるよろず屋、北宇商店の北宇さん。みんな気さくに「北宇さん」「北宇さん」と話しかけるものだから、初めて会った人の中にはそれが本名だと勘違いしてしまう人も出てくるかもしれません。

北島弘宇さんは100年以上続く「北宇商店」の4代目店主。県外の大学を卒業後、Uターンしてお店を継ぐことに。帰郷してからは青年会に所属し、アーティストを呼んでのコンサートやイベントの運営など地域を盛り上げる活動に関わっていくうちに、やることがどんどん増えてきて、楽しくなってきた、と振り返ります。活動を通じて膨らんでいく地元愛は、「浦城」という北宇商店の看板プライベートブランドの日本酒にも結実されています。地域にかつてあった古城の名前を冠したこのお酒は、城跡のあるエリアの良質な湧水を用い、江戸時代から続く地元の酒蔵「福禄寿」に醸造してもらっているもの。

「ごじょうめ朝市plus+」などの各種イベントにも出店し、その場に集まるお客さんの喉を潤すドリンクの販売や、子どもたちが喜ぶくじ引きなど、イベントの盛り上がりに一役買っています。「今後の朝市のさらなる発展に期待している」という一言も。

「東京は忙しすぎる。五城目は人が忙しくない。とにかく五城目の人が大好き。だから移住者も大歓迎、どんどん五城目に来てほしい。一緒に五城目を楽しもう」という熱いメッセージを語る北宇さん。ぜひ気軽に話しかけてみてください！

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