■ 教育留学を決めたきっかけは何ですか?
元々妻が五城目町出身だったこともあり、教育留学制度を知って、家族に薦めてきました。
2014年頃、仙台に住んでいる時にどこかに移住しようか検討している際に、五城目町が面白い町だったので移住したい気持ちもありましたが、自分の人生でありえなそうな選択肢(どっぷりと地域に浸かって暮らしたい)を考えた時に、海がある、自然がある、子供に原体験をさせたいということで沖縄を選んで暮らし始めたものの、やっぱり五城目町も楽しいなと思うし。町とのつながりを持ち続けるためにも教育留学をしたという感じです。
■ 教育留学前に期待していた点、不安だった点はありますか?
期待は、親目線で言えば、地域ならではの教育、体験が教育留学中にできるということです。
昨年度も教育留学に参加していますが、その時の友達も子供を覚えてくれていてつながりを感じられたし、冬季はスキーウェアで通学したり体育の時間が雪合戦だったりといった体験が良かったです。
子供が自分から望んだ教育留学ではなかったし積極的な性格でもないので、テストとして1〜2日半ば強引に行かせた形になりましたが、楽しんでくれたようで安心しています。
妻:沖縄とは文化が違うので、友達も含めて違う環境に触れるのはいいなぁと思いました。不安な点は、自分が子供だったら教育留学を体験するのは望まないことなのであらゆる面が不安でした。でも実際には友達の輪ができて良かったと思っています。
■ 実際に来てから感じた、学校の様子、町の雰囲気など教えてください。
元々は川と山、朝市通りの距離感が良いなと思っていました。
BabameBaseや地域おこし協力隊がまちづくりの大きなきっかけになってから、色んなお店でこの土地にいる人と繋がれるのが刺激的だし落ち着きます。五城目小学校も新しい校舎になり、素晴らしい校舎だなと思います。スクールトークからの実現も、みんなの学校という学びの場も、そういう時間がつくれる五城目町がすごいなと感じています。
妻:自分が育った町とは思えない繋がりとか、楽しい雰囲気、気軽に人と話せる感じに変化したのは凄いなと思う。自分が居た時の五城目とは全然違うし、本当に素敵な町になったなと思う。
■ 滞在してみて、子供、自身、家族の変化などありますか?
お米・お酒・野菜が美味しくて太ってしまいます。
沖縄では自由奔放な子供ですが、秋田の冬では雪遊びを知りました。そういった意味でも秋田を体験してくれているのは安心しています。
妻:実家の前では朝市を開催していて、すぐに遊びにいける楽しさを体験してくれるのも良かったです。出店体験も良いですね。
東大研究員の方の記事にもあった教育の「フォーマル」と「アンフォーマル」で得られるものが五城目町にあるということも凄く良いことだと思います。
■ 町の教育留学に望むもの、もっとこうだったら…という点はありますか?
保育園留学、中学校留学がどういうものか詳しく知りたいです。
中学生になると高校受験があるので、結構デリケートな時期でもあるからどうなんだろな…とは思います。