■ 教育留学を決めたきっかけは何ですか?
五城目町の教育留学を知ったきっかけは、現在通っている学校からの案内でした。もともと「教育留学」や「山村留学」といった仕組みには関心があり、以前から情報を集めていたんです。
当初、長野県や島根県の留学制度も検討していました。しかし、他県の制度は「原則1年間」という期間の縛りがあるケースが多く、少しハードルが高く感じていました。そんな中、五城目町の留学制度は期間を自由に選べる「オーダーメイド型」だと知り、期間設定の柔軟さが決め手になりました。
また、東京にいる友人や知人にたまたま秋田県出身の方が多かったことも後押しになりました。日頃から彼らを通じて秋田の話を聞いていたので、親近感がありましたし、秋田の教育環境そのものにも興味を持つことができました。
■ 教育留学前に期待していた点、不安だった点はありますか?
一番の不安材料は「クマ」でした。全国ニュースでも連日大きく取り上げられていたことから怖さはありましたね。
現在、東京と長野を行き来する二拠点生活を送っていて、長野の方でもクマの出没は多いんですが、秋田県はニュースになっている頻度が高かったこともあり気にしていました。
ただ、ニュースで流れる状況を見ても、結局、その場所のことは実際に行ってみないと分からないという思いもありました。
■ 実際に来てから感じた、学校の様子、町の雰囲気など教えてください。
子供がすごくおとなしいタイプなので、短期間とはいえ、出来上がっているクラスの輪の中に「転校生」として入っていけるかな?という点は不安でした。町の子供たちが教育留学生の受け入れに慣れていたこともあり、上手に溶け込めていたかなと思います。
ほかには、勉強の進み具合、特に「算数」の進度が早いのには驚きました。 普段通っている学校よりも2〜3ヶ月先の内容をやっているような感覚があります。
■ 滞在してみて、子供、自身、家族の変化などありますか?
宿泊先でいろいろとトラブルが重なりました…。 タイミング悪くスタッフの方が不在の時に、比較的大きな地震が起きたり、暖房が故障してしまったりということがありましたが、これは凄く困りましたね。
宿泊していた場所がちょうど崖の上のような立地だったこともあり、地震の時は結構揺れを感じました。
事前に宿泊先から避難についてレクチャーもありましたが、自身の意識も含めて「サバイバル能力」が強くなった感があります。
■ 町の教育留学に望むもの、もっとこうだったら…という点はありますか?
「宿泊施設の確保」が難しかったです。一番安く泊まれそうだった施設は2組しか泊まれず、空きがありませんでした。もう少し受け入れの幅があると嬉しいです。通常の宿泊施設となると、滞在期間によっては30万円以上かかりそうで、交通費も含めると厳しいものがあります。
長期滞在用の住宅など、需要はあると思うので準備していただけるとありがたいなと思います。
教育留学期間も2週間以上、1ヶ月程度の期間でも良いかもしれません。おすすめの季節やイベントなどの情報も留学前にいただけると、もっと楽しめると思いました。

