■五城目町の「ひと・もの・こと」に触れる体験
五城目町は秋田県の中央部に位置する町です。秋田空港からは秋田自動車道経由で約45分。飛行機のフライト時間を考えても羽田空港から2時間程度で520年以上の歴史を誇る五城目朝市をはじめ、東北唯一の御矢師(おんやし)や、林業の発展を支えた刃物鍛治といった伝統工芸、国内最大級の生産量をほこる木苺をはじめとした特産品、それぞれ泉質が異なる温泉、2015年にグッドデザイン賞を受賞したシェアビレッジ町村、廃校利用で全国的にも注目を集める地域活性化支援センター(BABAME BASE)など、どこを切り取っても楽しい見所満載の町です。
秋田県外の小学生・中学生を対象にした「五城目小学校」「五城目第一中学校」への教育留学では、学校での授業のほか、地域での体験活動を行い、子どもたちが町の「ひと・もの・こと」に直接ふれあい、濃厚な体験をすることで、自分の可能性を伸ばすことができます。
■この町でしか出来ない留学体験
五城目町には、小学校・中学校が1校ずつあります。
五城目小学校は令和2年、五城目第一中学校は平成21年に完成しました。
どちらも教室はオープンスペースとなっており、開放的な環境で多様な学習活動を行なっています。また「わらしべ塾」という地域住民による体験活動がほぼ毎週末行われています。そのほか、季節に応じた農作業やものづくりなどを行うことができます。
■留学期間・宿泊先・申込時期
◉留学期間…1週間〜1か月程度。時期は6月から2月頃。
※学校行事等の関係でお断りする場合もあります。詳しくは五城目町教育委員会にお問合わせください。
◉宿泊先…3パターンを準備しています。
①町内に祖父母や親戚宅がある→祖父母や親戚宅
②保護者とともに過ごす→町内宿泊施設
③子どもだけで過ごす→町が紹介するホームステイ先
※時期により、受入ができるホームステイ先がない場合があります。
◉申込時期…留学を希望する1か月前には五城目町教育委員会へお問合わせください。
※新型コロナウィルス感染予防のため、現在は教育留学の実施を見合わせています。
■留学手続きの流れ
保護者の方には以下の手続きをお願いいたします。区域外就学制度を活用するため、住民票を移す必要はありません。
①五城目町教育委員会(018-852-5372)に電話等で問い合わせる。
②在籍している学校に教育留学を希望していることを連絡する。
③五城目町教育委員会から送付された書類に記入して在籍校を通して提出する。
④教育留学前日までに五城目町教育委員会で面談する。
※区域外就学制度の活用には、在籍市区町村教育委員会の同意が必要です。認可されない場合、在籍校は欠席扱いになります。
■1日のスケジュール
時 刻 | 授業日 | 学校休業日 |
---|---|---|
〜7:30 | 起床・登校準備 | 宿泊先で過ごす |
〜8:00 | 登校完了 | |
〜12:00 | 学校での授業 | 体験学習、わらしべ塾など(希望する場合) |
〜16:00 | 学校での授業 | 体験学習など(希望する場合) |
〜17:00 | 宿泊先または地域図書室等で家庭学習 | 宿泊先で過ごす |
〜就寝 | 宿泊先で過ごす |
※授業時間は曜日や学年、学校行事によって変わることがあります。
※五城目町では、休日にサッカーや卓球、折り紙、料理などができる「わらしべ塾」を開催しており、教育留学をする子どもも参加できます。また、ものづくりや自然体験などの希望があれば、関係先との調整を行うこともできます。
■参加費用について
項 目 | 金 額 | 備 考 |
---|---|---|
宿泊費・食費 | 3,000円(1日あたり) | ホームステイ先への支払い (祖父母宅の宿泊は不要) 平日1泊2食・休日1泊3食 |
学校給食費 | 285円 350円 |
小学校(1食あたり) 中学校(1食あたり) |
学校教材費 | (自己負担) | 図工や理科等の教材(学校の学習内容による) |
通学バス代 | 要相談 | 宿泊先がバス通学地域に該当する場合 |
※居住地との往復に係る交通費は自己負担です。
※五城目町教育留学は秋田県教育委員会からの委託により行う事業です。県の予算により必要経費が変わる場合があります。