■ 教育留学を決めたきっかけは何ですか?
インターネットで見たのがきっかけでした。昨年、Twitterで教育留学制度を利用した方の職場の同僚がアップしたポストが結構リツイートされていたのを見ました。
留学となると普通は国外になるし環境が変わりすぎると思っていたのですが、教育留学は親が同行出来て、環境もあまり変わらない、学校の出席数も影響しないのが良いなと。
■ 教育留学前に期待していた点、不安だった点はありますか?
期待:学力日本一と言われている秋田の教育のあり方がどんなものなのか謎でしたが、探究型学習を身近に見る事でモノの見方など、良い影響がありそうだなと感じました。
短期間ではあるものの、色んなコミュニティに入る事が出来ることにも期待していました。
不安:子供達が嫌な思いをしたらイヤだなという点と、教育の熱量が上層部と現場で違うなどの差異があったら残念だなという心配もありました。
■ 実際に来てから感じた、学校(クラス)の様子、町の雰囲気など教えてください。
学校でいうと開けていて、先生や子供たちの目が余所者を見る目ではなく、温かい目で見てくれた事が印象的でした。
町自体は城下町のイメージを持っていて閉鎖的なのかなと思っていましたが、町民の方々も普通に接してくれてオープンなイメージを持ちました。
相手の目をみて挨拶してくれる子供たちが多いなと感じています。
■ 滞在してみて、子供、自身、家族の変化などありますか?
青森では登校時に嫌がることが多かったのですが、五城目小学校には嫌がることなく登校できていました。
3日間ともに朝から登校でき、「また行きたい」と本人も話していました。
帰宅後に五城目小学校のどこが良かったのと聞いたら「上手く言えないけども、全体の雰囲気」だそうです。
宿題は、五城目小学校の方が多く当初大変にも感じたようですが、青森と秋田の宿題に対する考え方の違いを考察した会話をすることで、ポジティブに捉えることができたので帰ってからも積極的に宿題に取り組んでいます。
■ 町の教育留学に望むもの、もっとこうだったらいいなぁという点はありますか?
宿泊の選択肢がないのが辛いです。エアコンがない宿泊施設もあります。
移住体験者用住宅、民泊などがあるともっと良いと思います。ただし民泊ばかりだと管理人不在の宿もあるので心配です。
五城目町の治安が良いからだとは思いますが、宿泊施設に金庫なども置いていただけると安心です。