■ 教育留学を決めたきっかけは何ですか?
杉:現在住んでいるエリアが住宅地なんですが、子供が自然の中で暮らしたいと話していたことがあり、田舎暮らしをしてみたり、新しい環境を体験するのも良いなと思っていました。山村留学を考えたりもしたのですが、どれも期間が1年というものが多く、五城目町の滞在期間が短くても大丈夫という内容に惹かれて参加しました。
榎:山村留学にとても興味があったのですが、どこも年単位での募集となっており、ハードルが高いなぁと思っていたところ、2週間でも良いところが五城目町でした。母が仙北市出身だったこともあり、秋田県を選んだ形です。
■ 教育留学前に期待していた点、不安だった点はありますか?
杉:期待していた点は、新しい環境に飛び込んでいって欲しいなと思っていたので、学校に溶け込んで自信をつけていけるかなというところ。
不安だった点は、放課後どう遊ぶかということ。クマ問題もあるし、パッと出て外で遊べるかなど過ごし方がやや不安でした。
榎:このまま横浜に住んでいる感じでは、引越、転勤がなさそうだったこともあり、子供が教育留学で転入生を経験することで、転校生の気持ちがわかってあげられるし、自然豊かな秋田の方がおおらかに学べそうだと思っていました。
■ 実際に来てから感じた、学校の様子、町の雰囲気など教えてください。
杉:最初は緊張していました。横浜から転校することはないと思っていたので、そういった体験ができたのはすごく良かったです。
子供達も若干たくましくなった感じもします。都会だけじゃないという環境を知って欲しいと思っていたし、経験することで視野が広り、子供達の今後の進路を考えたときに田舎もありだと思って欲しかったです。また来たいと思うくらい滞在は心地よかったです。
榎:五城目町は、人と人の距離が近いなぁと感じました。これは子供以上に親が経験することかもしれません。
これからAIの導入が進んで働き方が色々と変わる中で、人と繋がれたことが良かったです。
■ 滞在してみて、子供、自身、家族の変化などありますか?
杉:2週間の滞在で子供はどんどんいつも通り、普段通りになっていきました。滞在中に同級生と遊ぶ約束をしたり。
母目線では、本当に町の人が近くて、みんなが知り合いでどこに行っても「〇〇さんから聞いてましたよ〜」と言われることが多く、横浜では考えられないこと!移住者の方々と話す機会をとっても、働き方がさまざまで私も視野が広がった感があります。
榎:もともとワイルドな子供だけども、こちらに来て拍車がかかった感じがします。
自分も移住者の方々と話すことで、好きを仕事にすること、働き方、生き方も考えさせられました。秋田は過疎化が進んでいると聞いていましたが、何とか変えていきたいという人もいたりして、感謝の気持ちがわいてきます。滞在先でもあるちよだ五城目交流館さん・五目餃子しろやさんの存在も凄く大きかったです。
■ 町の教育留学に望むもの、もっとこうだったら…という点はありますか?
杉:自分目線の話でいけば、この町が知れて良かった点。ただ、子供たちは学校と宿泊先の往復になりがちだったので、行動範囲が限定されてしまった面もありました。子どもたちも放課後にいろいろな体験や交流ができる場があれば、もっと同級生のお友達と仲良くなれたり、五城目町を知ることが出来たりしたかなと思います。教育留学終盤になってしまったけども、学童に行けたのはすごく良かったと思います。
教育留学も参加して終わりではなく、今後も何かしら交流できる機会や場があると嬉しいです。
榎:滞在中にヨガイベントに参加したんですが、そこでご一緒した地元のご婦人から「よかったら、うちに泊まりにおいでよ〜」と気さくに声をかけていただき、社交辞令ではなく本心から「うわぁ、行きたい!」と思ってしまいました。 ホームステイのように地域の方と家族のように触れ合える滞在スタイルがあれば、五城目町の魅力がもっと深く伝わるのではないでしょうか。

